スタッフと共に、臨機応変に対応しながら、100年企業を目指して
創業84年。金平糖などの砂糖菓子や粉糖を製造。少子化・人口減少を危惧し、単に製品を大量に作るだけだと価格競争に巻き込まれるだけ。金平糖を次世代に繋げていくためには、製造工程や歴史文化という付加価値を高めていく必要があると、2003年コンペイトウミュージアムを大阪堺・八尾に、2012年には福岡に開設しました。ユニークでオリジナルな製品開発・商品サービス企画をモットーに、自社の漫画やゆるキャラも使い、お客さまは勿論、スタッフもワクワクドキドキが止まらないよう、新しい面白いチャレンジを大切にしています♡
健康経営に取り組んだきっかけ
“心・体・頭” この3つのバランスが大事だと考えています。仕事もプライベートも充実させるためには、やはり健全な“心・体・頭”が必要です。健康は大事なんだと、スタッフに気づいて貰うために、会社をあげて健康経営に取り組み始めました。人生100歳時代。何歳になっても好きなこと、やりたいことができるように、今から少しずつでもご自分のメンテを始めるきっかけになってくれればと思います。
また金平糖の主原料は砂糖なので食べ過ぎると“太る”“虫歯になる”“糖尿病になる”など体に悪いイメージがあるので、スタッフの健康を守ることはもちろん、金平糖やお砂糖ののイメージを変えるためにも、健康経営に取り組むことは大切なことだと感じています。
甘い香りに包まれて幸せな気持ちに
最初に着手したことは敷地内全館禁煙です。元々喫煙率が高かったわけではないのですが、スタッフの健康のことを考えたのはもちろん、それだけではなく、ミュージアム訪れたお客さまや関係者の皆さまにとって、金平糖工場の甘い香りって特別なものだと思うのです。煙草のにおいで失望させるのではなく、『甘い香りに誘われて、そして包まれたまま幸せな気持ちで帰っていただきたい』との想いで、八尾市・堺市・福岡市の3施設全館禁煙としました。スタッフにとって健康を維持できる環境、体験に来たお客さまにはコンペイトウ王国の世界観を思う存分楽しんでいただきたいので、今後も続けていきます!!
女性活躍!ワークライフバランスの改革!
メディアやSNSへの露出が高まると、受注や予約、イベント出店のご依頼が増え、従業員1人1人の負担が大きくなると感じています。そこで仕事が忙しくても1人1人のライフイベントに対応できるように分業を進めています。育児・介護・療養どのような状況になっても周りがサポートできる体制を整え、休暇を取っても『自分には帰ってくる居場所がある』と思ってもらえることが離職率の低下や女性活躍の推進に繋がると考えています。個々の環境に合った働き方ができるよう積極的に改革を進め、現在ミュージアムのリーダーは全員女性となりました。産休、育休を経て、戻ってきてくれたスタッフから色々なアイデアが出るようになって凄く頼もしく感じています。
健康経営への具体的な取り組み
2024年度健康診断受診者数 45名再検査と要医療 20名再検査済みの方 8名検査の予約済み、近々受診予定もしくは前向きなお返事をして下さった方 6名検査に対しての明確なお返事のない方 6名現在7割の方が再検査に対して前向きですが、来期は条件を定めてにはなりますが、就業時間内の再検査も促すようにし、7割を8割に高められるように改善いたします!! 2024年10月17日時点